MD50 FI
オイル漏れの修理依頼。
漏れの主原因クランク左オイルシールからでしたが・・・。
フライホイール奥のオイルセパレートプレートを外してみると、カムチェンガイドスプロケットが空回りしてる(;´Д`)
カムチェンガイドスプロケットでオイルポンプを動かしているので、こいつが空回りしていると、オイルをEG上部に送れずに、焼き付き状態になってしまいます。
Rクランクケースカバー、クラッチを外し、オイルポンプをバラします。
本当に小さな異物でも、ポンプの歯車がロックします。
確認時、異物はなく、スムースに回転していました。
左が取り外したもの、完全にアウトです。
テンショナローラー(だいぶ小さくなってます)ガイドローラ、カムチェーンも交換します。
ピンボケですみません(*_*)
カムチェンガイドスプロケットを仮止めして、ロックさせます。
オイルポンプ側から、バイス等使用し、締め付けます。
一人で作業すると、反対側のガイドスプロケットを保持しつつポンプ側で締める作業を行うので、チョット作業しずらいです。
オイル漏れ修理の予定が、思いの外重症でした。
組み上げた後、EG始動。
幸い、白煙も吐いていないので、今回はここまでの修理で納まりました。
始動後、白煙吐くときには、EG上部OHが必要になります。
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